くらし情報『BUCK-TICKインタビュー「新しいバンドをやるような気持ち」あの日から現在、そして未来へ続く新作とツアーを語る【前編】』

BUCK-TICKインタビュー「新しいバンドをやるような気持ち」あの日から現在、そして未来へ続く新作とツアーを語る【前編】

第二期BUCK-TICKは未来に何を見据えているのか。【前編】では、5人から4人になったことでのバンドの存続についてのそれぞれの心境と新曲について、メンバー全員に話を聞いた。

――新作が完成し、新しいBUCK-TICKが始まりました。昨年、櫻井さんが旅立たれ、どのような気持ちの変化を経て、4人でのバンド活動をご決断されたのでしょうか?

今井あっちゃん(櫻井)が亡くなって、2、3日後くらいには「バンドやんなきゃな」と思いました。それからいろいろと考えて「じゃあ4人でやろう」と。そのときはまだメンバーとも話していなかったけど、やるしかないなって。やるからには楽しんでやらなくちゃ意味がないし、メンバーの考えもあるだろうから、話し合って構想していきました。新しいバンドをやるような気持ちでもあります。


星野櫻井さんの葬儀の後にみんなで集まって、「BUCK-TICKをどうしていくか」と話したら、「続けていく」となって。じゃあ、どういう形態でやっていくのかということも話をして、そこから曲を作っていきました。ただ、そのときはまだぼんやりしていた感覚でいて。実際に「この4人でやっていく」という気持ちになっていったのは、曲を作ってレコーディングをしてという作業に入ってからです。

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