2023年3月29日 10:00
『シカゴ』シネマオーケストラ、指揮者・栗田博文インタビュー&コンサートマスター石田泰尚のメッセージが到着
/ヴェルマ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)/ビリー(リチャード・ギア)3人のメインキャストの素晴らしい歌唱力は聴きどころの一つですし、ダンス、タップは見どころ。また同様に、個性的な脇役達のキャラクターを活かした楽曲も聴きどころです。
Q3)好きなシーンを教えて下さい。
自分の欲望を満たすため、生きるため、手段を選ばない人々をコメディタッチで描くミュージカル。有名なヴェルマの「All That Jazz」、ロキシー「Roxie」も素敵ですが、ママ・モートン(クイーン・ラティファ)の「When You’re Good to Mama」、ビリーの皮肉が見事な「We Both Reached for the Gun」、同じくビリーの175小節の長いドラムソロだけで繰り広げる「Tap Dance」、ロキシーの哀れな亭主エイモス(ジョン・C・ライリー)による「Mr.Cellophane」などが好きです。
Q4)指揮者からみた、映画『シカゴ』をシネオケで観ることの魅力は何ですか?
何と言ってもリアルなライブ感です。編集済みの完成されたオリジナルサウンドトラックとは一味違う、今、目の前で生み出されるサウンド。