2024年1月28日 12:00
【対談】CRYAMY・カワノ×Analogfish・佐々木健太郎「きっとたぶん、あのとき居酒屋にいたみんなも応援してる」
── なるほど、ガールズバースタイルだ(笑)。
カワノそう、それで朝方まで飲んで、僕は朝から現場のバイトがあったし、健太郎さんも土木のバイトもやってたので、ふたりしてグロッキーになりながら駅まで行って違う現場に行くっていう。そういうのが多かったな。東京で初めてできた直系の先輩みたいなのが健太郎さんで、一番面倒見てくれました。焼肉とか奢ってもらいましたからね。「ご飯食べてんの?」って言われて。
佐々木それも経堂だったね。赤堤通りの「からし亭」。
カワノこれもよくないですけど、バイト先は飲食店なんでいろいろ食材とかいっぱいあるじゃないですか。お金がないからそれを盗み食いしてたんですよね。店長にバレないように。
── むちゃくちゃですね(笑)。
佐々木むちゃくちゃなんですよ。
カワノで、俺勝手に食ってたら店長から怒られちゃって。「食ってもいいけど言えよ」みたいな。「黙って食うな」って。
で、申し訳なくなって。そのときは本当に無一文だったんで、公園の水で麦茶作ってみたいな生活だったんです。それを見た健太郎さんがやつれ方がすごいから行こうって言って焼肉に連れていってくれて。死ぬほど食べました。