忘れらんねえよ 自主ライブ『ベイビー忘れきゅーれ』開催、伊澤彩織がゲスト出演&映画挿入歌の披露も!
を想起させた。さらに「いやがらせのうた」と続け、ミディアム〜スローにおける柴田のソングライティングの強みを見せた。歌を作る執念と孤独感は分かち難く彼の中で隣り合わせだ。
長めのMCで『ベイビーわるきゅーれ』での、まひろとちさとが交わすやりとりや演技を褒め、監督も褒め「全員天才なんですよ」と絶賛。今回、「そっか、自由か。」でコラボできたこと、今日のライブが見事にソールドアウトしたことも合わせて「今日はもう祭りってことでいいんじゃないでしょうか?」と、再びテンションを上げていく。速いスカとブラストビートの「ばかばっか」で鬱憤と悲しみをぶちまけながらも、盛り上がりは確かに祭りのテンションだ。
曲中、千円札を握りしめてオーディエンスの上をクラウドサーフして後方のカウンターでビールを受け取り、戻る最中に立ち上がって「僕らの100年、ロックンロールが続くようにイッキしていいですか?」と、イッキコールを促すと、3イッキぐらいで飲み干し、ステージに帰還。それまでその場で暴れていたオーディエンスだったが、続く「ばかもののすべて」でひとり、ふたり、クラウドサーフに挑む人が出てきたのも面白い。
「明日は平日だけど、明日なんかどうでもいい!」