くらし情報『これまでにない“静”な主人公が登場! 小越勇輝、梅田彩佳ら出演の梅棒新作『おどんろ』稽古場レポート』

2021年7月21日 17:00

これまでにない“静”な主人公が登場! 小越勇輝、梅田彩佳ら出演の梅棒新作『おどんろ』稽古場レポート

という話をしていたが、つくっては壊し、つくっては壊しを重ねながら、梅棒ならではの、台詞がないのにわかりやすくて、シンプルなのに深みもある、あの舞台ができあがっていく。

これまでにない“静”な主人公が登場! 小越勇輝、梅田彩佳ら出演の梅棒新作『おどんろ』稽古場レポート

左から、梅澤裕介(梅棒)、Q-TARO、遠藤誠(梅棒)、Kurumi Shiina、天野一輝(梅棒)撮影:飯野高拓(梅棒)
今作の舞台となるのは、NEO妖怪たちのイタズラによって人間の生活が脅かされるトーキョー都タイトー区( 公式HP(http://umebou12th.dynamize.net/) より)。うだつの上がらないサラリーマン・萬代(ばんだい)が、ひょんなことから妖怪と接触するようになるところから物語は始まっていく。登場するのは、NEO妖怪たちと、妖怪に翻弄される警察たち、妖怪を保護する住職、萬代が働くブラック企業の社員たち。キャストたちは役衣裳を着ているわけではないが、パフォーマンスを観ていると、誰が妖怪で誰が人間なのかはもちろんのこと、それぞれの特徴までパッと理解できることに感動する。特に梅澤裕介(梅棒)が演じる主人公・萬代は、静か動かで言えば完全に“静”で、そこにうだつの上がらなさも加わっている。梅棒はダンスという“動”の表現が軸なのに、なぜこんなに伝わってくるのか不思議に感じるほど。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.