2021年9月24日 14:00
世界中の若き映像作家たちが集う! SKIPシティ国際Dシネマ映画祭が明日からオンラインで開催!
Fireglory Pictures GmbH(C)Léo Lefèvre©2021 ALPHA Entertainment LLP 映画「鬼が笑う」(C)Jurre Rompa(C)Mila Teshaieva(C)Square Eyes Film (C)Mark de Blok
その中からメイン・プロムラムの国際コンペティションには、厳選された10作品が選出された。全体に目を通して感じるのは、珍しい国からの作品が並んだこと。もともと珍しい国の映画が選ばれることが多々ある本映画祭だが、例年にも増して、今年はあまり馴染みのない国からの映画が選出されている。
たとえば、エチェ・ジャンガ監督の『ケンザの瞳』はオランダ植民地時代の歴史を持つカリブの島キュラソーを舞台にした少女の物語。島で受け継がれてきた神秘的な伝統に惹かれていく少女の成長を描いたオランダとキュラソーの合作映画になる。
アレックス・カミレーリ監督の『ルッツ』は、マルタ映画。先祖代々受け継いできたマルタの伝統漁業を続けていくか決断を迫られる漁師の選択を描いたドラマは実際にマルタで撮影されている。
『ルッツ』(C)Léo Lefèvre
マルタとキュラソーの映画が本映画祭にノミネートされるのは今回が初めてのこと。