2024年2月24日 21:00
【対談】CRYAMY・カワノ×時速36km・仲川慎之介「今回のツアーで呼んでいるのは特にリスペクトするバンド。その中でも慎ちゃんは特別です」
って思ったり。一見ピエロっぽく見えるんですけど、ピエロであるがゆえの性質というか、奥底は本当に深くてわかりづらくなってて、でも最後まで覗いたら意外とピュアなところを持ってて、みたいな。ピュアすぎるがゆえに、自分を守るために何層も重ねているみたいな感じですかね、こいつは。本当は誰よりもピュアだけど、ピュアであるがゆえにヨゴレを演じ続ける。そういうイメージですね。
カワノピエロとして振る舞うっていうのはまさしくその通りで、わりとそういうふうに振る舞った方が僕は楽というか。それは未だにある。
── 逆にカワノさんから見て仲川さんというのはどういう人ですか?
カワノいつも言っていることなんですけど、短い言葉で慎ちゃんを表す、個人的には「これぞ」っていうのがあるんですけど、一生懸命な姿が似合う人だなっていう。
僕なんかそうですけど、一生懸命やっちゃうとみっともないとか、惨めったらしくなっちゃうやつなんです。僕の友達もそうで、そういう部分で痛い目を見てきてしまってるから見せないようにしちゃうやつもいるし、そもそも諦めちゃう人もいるんですけど、慎ちゃんは出会った時から常に一生懸命で。そういう一生懸命な姿を見た時に、この一生懸命さがなんて似合う男なんだろうな、と思う。