あの英雄の誕生秘話がついに解禁! 『フッド:ザ・ビギニング』が日本上陸
さらに本作では人間同士の緊迫感のある”策略”のドラマが大きな役割を果たしている。財産をすべて失ったロビンは政府から金を盗み、それを献上することで政府の中枢に食い込んでいく。庶民を痛めつける冷酷極まりない州長官に接近しようと、あえて傲慢な領主を演じるロビン。すべてを見通すような鋭い眼をもつ州長官の前でロビンは素性を隠し通せるのか? 危機的な状況が幾度も訪れ、欧州を影で牛耳る教会の存在や、結果がまったく予想できない”無謀な作戦”がサスペンスを盛り上げる。観客はロビンが最後にヒーローになることを知っている。しかし、その展開は誰も予想できないはずだ!
“伝説”から誰も共感する“現代的ヒーロー”へ!
レオナルド・ディカプリオは本作が”非常に今日的でパワフルな作品”であること、そして伝説的な存在を”現在の私たちというレンズを通して描いていること”に魅力を感じて、製作に名乗りをあげたという。
彼が感じた通り、本作では伝説の英雄ではなく、争いの時代に翻弄され、迷いながらも成長していく等身大の主人公の物語がしっかりと描かれる。かつては何不自由のない暮らしの中で少し不遜なところもあった青年が、過酷な争いの中で時に自分を見失い、しかし決して”譲れないもの”を守ろうと決意し、本心を隠して行動することに苦しみながら成長していく。