aiko、突然の結婚発表も飛び出した『Love Like Pop vol.22』ファイナル公演「皆さんに曲を届けられることが一番幸せ」
続けて披露されたのはこちらも同アルバムに収録されている「磁石」。アップテンポでノリのよいサウンドは、お客さんたちを一気にaikoの世界に引きずり込んでいく。「磁石」を歌い終えた段階で暗転。そのあと数秒の間を置いて発した一言目は「やっぱり黙っていたらスポットライト当たらないんですね(笑)。ずっとマイケルジャクソンの真似してたのに(笑)」。aikoらしく可愛らしいジョークのきいた挨拶で場を和ませると、「今日はライブの最終日ですが、本当に色々な思い出が詰まったツアーだったので、ファイナルを迎えるのはとても寂しいですが、楽しいしかない時間を過ごしますので、皆さん最後まで宜しくお願いします!」と意気込みを伝えた。
続けて届けられた「Smooch!」からはブラスメンバーとストリングスメンバーが登場。今ツアーを支えてきたバンドのフルメンバーが揃い、鳥肌が立つくらいの厚いサウンドを届けてくれる。その後は代表曲でもある「シアワセ」、美しいストリングスの旋律と、しっとりとした歌声が織りなす荘厳なサウンドが響き渡る「宇宙で息をして」を披露し、aikoが作り出す世界が強く儚く美しく移り変わっていった。