aiko、突然の結婚発表も飛び出した『Love Like Pop vol.22』ファイナル公演「皆さんに曲を届けられることが一番幸せ」
本ツアーは、ソーシャルディスタンスを保ったり、声出しを控えるなどの制約がある中でaiko自身ももちろん様々なことが初めての経験となった。MCでこのツアーの思い出を振られたバンドメンバーも「こんなにステージで話ができるなんて思いませんでした」と語るほど。まさに後にも先にもない特別なツアーとなっていることが伺える。
FM802のキャンペーンソングとして書き下ろされた楽曲「メロンソーダ」が披露されると、はつらつとしたブラスサウンドが心を踊らせてくれる。続けて披露された「ばいばーーい」の光の演出は圧巻だ。曲中のラスサビに繋がる前のビートがなくなるブリッジの際に、横からのピンスポットライトで照らされたaikoの姿は厳かであった。
コロナ禍で声出しを控えられている中、今ツアーの特徴的なブロックとなった、開演前にオンラインで集められた質問をaikoが答えるコーナーを終えると、その後の3曲はしっとりとした曲たちが続く。その中で届けられた「シャッター」はジャズアレンジになっている。
オリジナルとは全く別の印象を与えてくれてこれはまた新鮮だ。
最新曲の「食べた愛」も披露されると、ライブは終盤に向けて急加速していく。