くらし情報『歌舞伎座で8年ぶりに上演の『あらしのよるに』 中村獅童、尾上菊之助が明かす作品への思い』

歌舞伎座で8年ぶりに上演の『あらしのよるに』 中村獅童、尾上菊之助が明かす作品への思い

が、実はその初日前日、松竹の方に呼ばれて、“2002年に獅童さんのお母さまが、いつか獅童が責任興行を打てる役者になったらと、手書きの企画書を持ってこられた”というんです。母が亡くなったあとに少しは親孝行できるかなという気持ちでしたが、またもや母に助けられました」(獅童)

歌舞伎座で8年ぶりに上演の『あらしのよるに』 中村獅童、尾上菊之助が明かす作品への思い

母親への思いを語る中村獅童
そんな大切な思いが詰まった作品。今回は長男の中村陽喜(6歳)、次男の中村夏幹(4歳)も出演、獅童は「初演当時は生まれてもいなかったので、思ってもみなかった」と感慨深げだ。さらに、「『自分は自分らしく、自分を信じて生きていく。そうすればあなたを信じてくれる友達ができる、仲間ができる』という台詞がある。かぶは、いじめられっ子で誰にも相手にされなくて、ちょっと気が弱くてお人好しの狼ですが、めいと出会うことによって成長していく。“自分らしく自分を信じて”。それは20代の頃、歌舞伎でまだまだお役がつかない頃に母に言われていたこと。
どれだけ未来に向かって歩んでいくうえでの心の支え、勇気になったか」と振り返る。「私がこの世から去ったあとも、作品として生き続けてほしい。こうしたストーリーが多くの方たちに愛される時代になれば──偉そうな言い方になってしまいますが、もっといい時代になるのでは、という思いも込めています」。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧 exciteお悩み相談室
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
ウーマンエキサイトアプリ 令和ママ プレゼント 漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.