東啓介、デビュー10周年の集大成となるソロコンサートに向けたオフィシャルインタビューが到着
かっこいいなぁと思うと同時に、この曲で1幕が終わったときのお客様のどよめきにも感動しましたが、この曲があるからこそ、『ウィキッド』を観に来てよかった!というのを感じました。それからずっと歌ってみたいと思っていて、女性の歌を自分が歌えるのかという不安もあったのですが、海宝直人さんが男性キーで歌っているのを聴いたときに、とてもかっこいいと思い、ぜひ挑戦したいと。これは単純に自分自身が挑戦したいという強い希望での選曲です。歌ってみたら、この作品が長く上演され続けている所以もより感じられるんじゃないかなと思っています。
――その他、まだお楽しみの楽曲も、ミュージカルだけではなくひとえにポップスといっても、様々なジャンルで構成されているなと感じます。
今まではこの曲のここが好き、この作品が好き、ということでセットリストを決めていることが多かったのですが、今回は「音楽を楽しむ」をテーマにしました。自分自身が「挑戦」として楽しむこともありますが、来てくれたお客様に、歌声も音楽のノリも楽しめるもの、ということに重きを置いて選曲していきました。
――東さんの歌は、本当に歌うことが好きなんだなという、ご自身の喜びが伝わってくるのが魅力だと感じています。