東啓介、デビュー10周年の集大成となるソロコンサートに向けたオフィシャルインタビューが到着
お話を聞いて、それと繋がるテーマだと思いましたが、歌っている時はどんなお気持ちなんでしょうか。
楽しい~~!!って感じです。この曲が歌えるようになったという喜びや、英語の歌詞の曲をしっかり歌えた時には、おこがましいけどブロードウェイの仲間入り、みたいな(笑)。
ミュージカルコンサートというと、かっちり、静かに聴き入って歌声を浴びるといった印象もあるかと思うのですが、お客様も一緒に楽しめるものがあっていいんじゃないかなと思うので、僕の楽しい気持ちを共有し、皆さんに伝播して、帰り道で「カラオケ行きたいな」って思って歌いに行っちゃうような、そんなコンサートにしたいです。
――作品の中で歌うとき、コンサートで歌うときの違いや心がけていることはありますか。
それは最近(『DEATH~』の)楽屋でも話題になりました。コンサートでミュージカルの曲を歌うのって難しいよね、って。物語の流れとして気持ちを繋げて歌っているわけではないけれど、やってきた役であれば、歌いながら自然と本番を思い出したり、感情がよみがえったりする部分はあります。
ただ、この役のこういうシーンだからこう歌おう、という演技プランはしていなくて、その時のアレンジと自分の歌とのセッション感を楽しんでいますね。