くらし情報『小川絵梨子芸術監督が力を込めて語った、新国立劇場2024/2025シーズン演劇ラインアップ』

2024年3月8日 14:00

小川絵梨子芸術監督が力を込めて語った、新国立劇場2024/2025シーズン演劇ラインアップ

新国立劇場2024/2025シーズンラインアップ会見より、小川絵梨子 演劇芸術監督


新国立劇場2024/2025シーズン演劇のラインアップが発表された。2月28日に実施された説明会には新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子が登壇し、上演作品や新たな取り組みについて説明した。ロシアのウクライナ侵攻が始まった頃にプランを立てた作品が多いと話す小川。「失ったり、不安になったり、傷ついたり、恐怖を感じたり、その中でもなんとか生きて未来への希望を見出したいと葛藤する人々を丁寧に描く物語が、多く集まったと思います」と述べたうえで、各作品の説明に移った。


■『ピローマン』(2024年10月8日〜27日)

小川絵梨子芸術監督が力を込めて語った、新国立劇場2024/2025シーズン演劇ラインアップ

(左から)成河、亀田佳明
作:マーティン・マクドナー
翻訳・演出:小川絵梨子
出演:成河、亀田佳明、斉藤直樹、松田慎也、大滝寛、那須佐代子

イギリスの劇作家、映画監督であるマーティン・マクドナーの人気作が登場。日本でも人気の高い作品だ。翻訳・演出は小川絵梨子が手がける。「10年ほど前、新国立劇場ではないところで一度演出していますが、キャストやコンセプトなどを一新した形でのお届けになると思います。ある架空の国で、非常に理不尽な状況などがある中で、ある作家を中心に描かれる物語です。理不尽な世の中で、物語を生み出す作り手の意義、そして責任、物語が紡ぎ出していくべき希望について問う作品になればと考えています」

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