くらし情報『『THE DAYS』監督に聞く、原発事故を克明に描くための決意。「暗闇と瓦礫の中をいく、それしかない」』

2023年6月16日 12:00

『THE DAYS』監督に聞く、原発事故を克明に描くための決意。「暗闇と瓦礫の中をいく、それしかない」

西浦正記 撮影:源賀津己

撮影:源賀津己



『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』など数々のヒット作を手がけてきた西浦正記監督が、Netflixのオリジナルドラマシリーズ『THE DAYS』でメガホンをとった。これまで多くの作品を演出してきた西浦監督は、本作でこれまでの手法やセオリーをあえて封印した。「この題材と向き合うには、挑戦しなければならないと思った」と振り返る西浦監督と制作チームが本作で目指したものとは?

本作が描くのは、2011年3月11日に起こった東日本大震災によって未曾有の被害を受けた東日本一帯と、福島第一原子力発電所の人々の物語だ。大きな揺れと津波によって全電源を喪失した福島第一原発は、原子炉の制御ができなくなり、作業員たちは暗闇の中で対応を迫られる。計器類は機能せず、放射能がどれだけ漏れているのかも分からない中で、作業員、そして彼らを束ねる所長たち、電力会社の本社の社員、そして総理官邸は終始、緊迫した状況に置かれる。あのとき、現場や官邸はどのような状況だったのか?膨大な資料を集め、あの日々=THE DAYSを全8話で克明に描き出している。


『THE DAYS』監督に聞く、原発事故を克明に描くための決意。「暗闇と瓦礫の中をいく、それしかない」


本シリーズでは中田秀夫監督が2つのエピソードを、西浦監督が6つのエピソードを担当。

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