【ロング鼎談第二弾】小池貞利(the dadadadys)×橋本薫(Helsinki Lambda Club)×モリタナオヒコ(TENDOUJI)
その座談会で「スリーマンをやろう」という話が早くも現実になりました。そのライブに向けていろいろ話せればと思うのですが、まずはこの3カ月の間、3バンドそれぞれにいろいろあったと思うので、そこから伺えればと思います。まずthe dadadadysは、前回話にも上がったツアー『嵐坊』が始まりまして。この取材時点ではあとファイナルを残すのみというところですが。
小池はい。怒り散らかしてます、ライブで。
――いつの間にかツアータイトルに『怒りの7本シリーズ』って副題が付いてましたね(笑)。
小池そう、『怒りの7本シリーズ』。
ずっと怒り散らかしてました。それはさびしいから怒ったりするんですけど、みんなが温かいから、意外と怒りがだんだん減ってきました。やっぱり優しいお客さんが多いんで、この子たちには怒っちゃダメだなって思いながらやってますね。でも自分に対しては怒ってます。自分自身と頭の悪い世間に対して。
小池貞利(the dadadadys)
――バンドのコンディションはどうですか?
小池ライブは別に、何だろうな。俺の中ではお客さんが楽しんでくれて、お客さんの反応とこっちの出したいものと、それがうまい具合にフュージョンしてちょっとカオスな空間になるのが楽しいな、というぐらいなので。