“まさに動く芸術作品” SEVENTEEN、初オンラインコンサートで世界122ヵ国のCARATへ愛を語る
額縁の前に集まったメンバーたちが並んで記念撮影をすると、画面が暗転。
ダイヤモンド型のステージが赤く染まり、ユニットリーダーの3人がせり上がる。ウジの優しい歌声から、ホシの低音ラップ、エスクプスの力強いラップのリレーで始まったのはIntroの「New World」に歌詞をつけた新バージョン。世界中が困難な状況に置かれている今、彼らなりの新世界を築くメッセージのようだ。強烈なエレクトロサウンドに合わせてダンサーが合流し、サイレンが鳴り響くと、ウジとホシによる「BRING IT」へ。2匹の猛獣と化し「撃て!!撃て!!」とあおるように雄叫びながら拳銃を撃つパワフルなパフォーマンス。最後は背中合わせになると両端から迫りくる壁に飲み込まれて火花が舞い上がった。
ド派手なスタートから一転し、パープルのオーラの中から1つの影が現れる。
その影が2つに分裂したかと思うと、1本の白い帯でつながれたジュンとディエイトによる「My I」のステージへ。運命の糸に導かれるようにシンクロし、近づいたり離れたりする2人。ジュンの左手がディエイトの頬をなぞるエンディングポーズに、より成熟した美しさを感じてため息がもれる。