2022年7月30日 14:00
『セカコイ』福本莉子インタビュー、道枝駿佑(なにわ男子)との“撮影裏”エピソードも
一見、記憶障害のヒロインと言うと、すごくか弱い感じなのかな?と思うんですけど、真織はすごくタフですね。その日にあったことを毎日日記に書いて、それを毎朝、早起きをして読み返して全部頭に入れて、学校にも通っている。記憶障害のことを知っているのは、泉ちゃん(古川琴音)と担任の先生と両親だけで、それ以外の人たちに対しては普通を演じている。それってすごいことだなと。
常に手帳を持ち歩いていて、そこにその日にあったことを事細かに記録もしているんですけど、それも本当に根気がないとできないというか。それをしないと彼女は生きられないというのもあるんですけど、高校生という一番多感で楽しい時期に、いろんなことを制限されて生きるってすごく辛いと思うんです。
さらにそんな中で透くんから告白をされて、それを受け入れるというのがまたすごい。新しい世界に飛び込んでみるチャレンジ精神のようなものがカッコいいし、彼女は強いと思います。
――そんな真織との共通点はありますか。
私、「そこにその予定入れる?」っていうくらい、予定を詰め込んでしまうんです(笑)。例えば、1日休みがあるとしたら、ジムに行って、マッサージに行って、美容院に行ってって。