2022年6月20日 07:00
映画『メタモルフォーゼの縁側』芦田愛菜×高橋恭平(なにわ男子)インタビュー「幼なじみって不思議な関係ですよね」
僕が関西っぽくない、みたいな。周りに染まりやすくて標準語がよく出ていたので(笑)。
――お互いに対して現場で感じたことを教えてもらえますか。
芦田まずはさっきもお話させていただいたように、高橋さんが分け隔てなく接してくださったので、自然と紡と一緒にいるときのありのままのうららが表現できたような気がします。それは本当に高橋さんのおかげです。
それから、一度、高橋さんが朝に撮影があって、途中で違うお仕事で抜けられて、また戻って来られたことがあって。
それが雑誌の撮影で、髪型をアンニュイな感じに、と言われたけど、そのときの紡の髪型が前髪多目の感じだったから、そのヘアスタイルを保ってきました、とおっしゃっていて。
役に対する真摯な姿勢が素敵だな、と思いましたし、監督とお話をされているときにも、そういう感じを受けていました。
高橋僕は紡を貫かないと、と思っていただけなんですけど、そういうふうに見ていただけていたのは嬉しいですね。
僕はやっぱりまだお芝居の現場は緊張するので、そこで愛菜ちゃんが優しく接してくれたことは救われました。僕が間違っても笑ってくれるし。スタッフの皆さんも含めて、温かい方ばかりだったので、最後まで楽しんで撮影できました。