「私、落語も好きだけど 落語家が好きなんだな」古今亭雛菊インタビュー
師匠のほかに橘家文蔵師匠、柳家喬太郎師匠、紙切りの林家正楽師匠など錚々たる大御所が登壇されましたね。
私、文蔵師匠の着物をよく繕ってるんですよ(笑)。文蔵師匠のお家に「襟つけて」「いいっスよ」って気軽に行ってて。文蔵師匠と(文蔵師匠の会をやっている)「つながり寄席」の方から「諏訪でお披露目やったの?」と言われて。「やってないっスよ」「やりなよ」「やって下さいよ」って(笑)。その場で文蔵師匠が正楽師匠や喬太郎師匠にすぐ電話してくれて、うちの師匠にもアポ取ってくれて。飲み会の中で決まりました(笑)。3月3日がひなまつりなので、高田馬場ばばん場で自分の好きな人たちだけを呼ぶ会「雛祭」もやらせてもらって。
初回が(五街道)雲助師匠とのだゆき先生で、今年は(入船亭)扇遊師匠と正楽師匠だったんです。でも正楽師匠がお亡くなりになってしまったので(林家)八楽くんに来てもらった。「私が好きな人を集める会です」って言うと、皆さん「わかった、行くよ」と言って下さって。前座って自分からは話しかけない。私もよっぽどじゃないと自分から話しかけないですけど「雛菊ってめちゃくちゃ一生懸命働いてるよね」と言っていただいて。