くらし情報『『マティス展』展示の模様をレポート! 油彩・彫刻・切り紙絵など約150点がポンピドゥー・センターから来日』

『マティス展』展示の模様をレポート! 油彩・彫刻・切り紙絵など約150点がポンピドゥー・センターから来日

5章「広がりと実験1930-1937」展示風景より左:《赤の大きな室内》1948年右:《マグノリアのある静物》1941年いずれもポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵


東京都美術館で4月27日(木) より、『マティス展』が開幕。8月20日(日) まで開催される。フォーヴィスムの巨匠として知られる画家マティスの大回顧展が日本国内で開催されるのは約20年ぶりのことだ。

力強い筆致と色彩からなる絵画様式、フォーヴィスム(野獣派)を生み出し、それ以降の美術、そして人々の価値観や審美眼を大きく変えたアンリ・マティス(1869〜1954年)。同展は、世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するパリのポンピドゥー・センターの協力を得て開催。2004年に国立西洋美術館で開催されたマティス展以来、日本国内では約20年ぶりの大規模回顧展となる。

展示は全8章構成。生涯にわたり色と光の魅力を探求し続けたマティスの生涯を、年代順に追っていく。


『マティス展』展示の模様をレポート! 油彩・彫刻・切り紙絵など約150点がポンピドゥー・センターから来日

7章「切り紙絵と最晩年の作品1930–1954」展示風景より左:《オレンジのあるヌード》1953年右:《軽業師》1952年いずれもポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵
1章「フォーヴィスムに向かって 1895–1909」は、画家になることを決意し、パリ国立美術学校(ボザール)で、恩師ギュスターヴ・モローの教えを受けたマティスの画風の変遷をたどる。

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