くらし情報『観客の歌声がコーラス隊のように響いた『のんぴー 「一日一生」 Tour 2024』最終公演レポート』

観客の歌声がコーラス隊のように響いた『のんぴー 「一日一生」 Tour 2024』最終公演レポート

<笑えば 大概なことはOKじゃん>というメッセージもいい。逃げるわけでも目を背けることでもなく、笑うというのは乗り越えることでもあるのだ。

アイスの実をテーマにして書いたという「Eye’s on Me」で深い夜に沈み込みそうなトラックに麗しい歌声を乗せるという新たな側面へフォーカスした後、「皆様の中にもやりたいこと、やるべきこと、やらないといけないことの葛藤があると思います。今のあなたへ歌います」と「Perfect」へ。アコギ1本ながら、ルーパーを巧みに使ってビートやフレーズを重ね、滑らかにフロウを紡ぎ、未完成な今だって、誰かにとってはパーフェクトなんだと思いの丈を沁み渡らせる。

観客の歌声がコーラス隊のように響いた『のんぴー 「一日一生」 Tour 2024』最終公演レポート

観客の歌声がコーラス隊のように響いた『のんぴー 「一日一生」 Tour 2024』最終公演レポート


そして、ツアータイトルにも掲げた「一日一生」はグッとライブの空気を引き締め、のんぴーの生き方やポテンシャルを存分に知れた印象的なシーンになった。自分に嘘をつくことなく1日だけでも過ごしてみよう、そうやって明日へ繋いでいこうと呼びかけると同時に自分自身の背筋を伸ばす。曲が進むにつれてストロークも激しくなり、増すスケール感。コーラスをループさせながらみんなでその想いを抱きしめた間奏も惹きつけられるポイントになっていた。

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