くらし情報『注目アーティスト 井上紗矢香インタビュー 刹那の感情、空気を閉じ込めた曲作り』

2022年2月21日 12:00

注目アーティスト 井上紗矢香インタビュー 刹那の感情、空気を閉じ込めた曲作り

通えばうまくなるので、その達成感が好きだったんですが、厳しい教室だったということもあり、行くまではすごく気が重かったんです。
それが小5のときに「そんなにきついなら辞めていいよ」って母に言われたのがきっかけで、深く考えずに辞めたら「頑張っていない自分」になってしまった気がして、逆に辞めたことが辛くなってしまったんです。
もう1回、ちゃんとやり遂げないとこの人生の中で悔いが残る、と小学生ながらに思って。中学で音楽をやりたいな、という気持ちが芽生えたんですけど、このままでは空手という心残りがある。すっきりとした気持ちで音楽の道に進むためにも、高校でもう一度部活として空手に取り組みました。
――中学生のときに音楽を志した、というのは何かきっかけがあったんでしょうか。

中学2年生のときに、『絶対彼氏』というドラマの主題歌だった絢香さんの『おかえり』という曲を聴いた瞬間ですね。音楽を仕事にするってすごくいいかも、ってビビッと来たんです。
それまではドラマを観るたびに「研究者になりたいかも」、「幼稚園の先生もいいな」なんてコロコロと将来の夢が変わるような子だったんですけど、『おかえり』を聴いたときの熱が今までずっと続いてるなあ、と思います。

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