くらし情報『不思議さと温かさが同居するユニークなステージ ダンス劇『マリーの夢』公演レポート』

2023年8月23日 12:00

不思議さと温かさが同居するユニークなステージ ダンス劇『マリーの夢』公演レポート

子供たちはその楽しい雰囲気そのままに、席に着く。その後緞帳の前に登場したのは、岡本優、福島玖宇也が演じる「あの日の妖精」と「あの日のピエロ」。ふたりの軽快なおしゃべりが、皆を物語の世界へといざなっていく。

不思議さと温かさが同居するユニークなステージ ダンス劇『マリーの夢』公演レポート

撮影:飯野高拓
不思議さと温かさが同居するユニークなステージ ダンス劇『マリーの夢』公演レポート

撮影:飯野高拓
幕が開くと、舞台中央には巨大なベッド。稲葉由佳利演じる主人公マリーが眠りにつき、夢を見るベッドだ。突如現れて子供たちを喜ばせたのは、キラキラと輝くクリスマス・ツリーと、色とりどりのプレゼントの箱。そこでは、マリーと兄のフリッツ(歌川翔太)とのちょっとした小競り合いや、ATSUSHIと、演出補も務める中村蓉とによるパパとママの会話、ネズミと戦う兵隊たちの戦いの様子が、生き生きとしたダンスで表現されていく。
不思議さと温かさが同居するユニークなステージ ダンス劇『マリーの夢』公演レポート

撮影:飯野高拓
不思議さと温かさが同居するユニークなステージ ダンス劇『マリーの夢』公演レポート

撮影:飯野高拓
心に残る言葉もたくさん。長女のルイーゼ(東出宜子)が、大人になることへの憧れを込めて叫ぶ「ドキドキする!」という台詞に、ふと、胸が熱くなる場面も。

不思議さと温かさが同居するユニークなステージ ダンス劇『マリーの夢』公演レポート

撮影:飯野高拓
上手にはさまざまな時計が配された不思議な部屋。その主、ドロッセルマイヤーを演じるのは、燐光群で活躍する俳優、鴨川てんしだ。少しおっかなく、表現力たっぷりに語ったり、マイクを手に朗々と歌い上げたりして、物語を牽引。

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