くらし情報『北村匠海が振り返る10代の“戦い” 「正解を押しつけてくる大人に疑問を抱いていた」 』

北村匠海が振り返る10代の“戦い” 「正解を押しつけてくる大人に疑問を抱いていた」 

北村にとっても17歳は特別な時間だった。

「僕、17歳のときにDISH//で日本武道館に立っているんですよ。ずっと武道館に立つことが夢だったからうれしい反面、こんなにも早く立ってしまっていいのかっていう葛藤もあって。まだ子供だった僕らは、武道館という大きなステージを与えてもらっているのに、どこか不安みたいなものを抱えていました」

北村匠海が振り返る10代の“戦い” 「正解を押しつけてくる大人に疑問を抱いていた」 

撮影/奥田耕平

北村匠海が振り返る10代の“戦い” 「正解を押しつけてくる大人に疑問を抱いていた」 

撮影/奥田耕平

夢の舞台に立てるだけの経験値がないことは、誰よりも自分たちがわかっていた。それでも、取り巻く大きな流れをせき止めることなどできるはずもない。17歳の北村は、夢と現実のはざまで戸惑っていた。

「武道館に立ったら立ったで、そのあと、これからどうしていこうと……今振り返ると、グループとしては停滞期に入っていたのかなあと。17歳は、夢を叶えた頂点の想い出から苦い想い出まで全部味わった1年でした」

北村匠海は、包み隠さない。自分の感じたこと、考えたことを、誤魔化さずに言葉にしていく。こうして17歳の頃の葛藤を明かせるのも、すべてを乗り越え、受け入れた今があるからだ。

「初めて武道館に立ったとき、DISH//は楽器を持っているエアバンドだったんです。

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