いよいよ今週末開催!「六本木アートナイト2023」展示の模様をレポート
先行展示中の国立新美術館では、埼玉県所沢市にある武蔵野ミュージアムの外壁で展示されていた《武蔵野皮トンビ》をアトリウムに設置。エスカレーターの踊り場などから作品に近づき、細部までじっくりと鑑賞することができる。
鴻池朋子《武蔵野皮トンビ》2021年 角川文化振興財団所蔵
鴻池朋子《武蔵野皮トンビ》(部分)2021年 角川文化振興財団所蔵
鴻池はこのほかにも自由に座ることができる《狼ベンチ》や《アースベイビー》をはじめさまざまな作品を国立新美術館内に展示している。
鴻池朋子《狼ベンチ》2022年
鴻池朋子《アースベイビー》2009年
ほかにも、国立新美術館では築地のはらのプロジェクションマッピングや、国立新美術館周辺で採集した土と水でつぼをつくり続けるしばたみづきの作品や、うらあやかの作品は2カ所で展示されている。
しばたみづき 《つぼなんかをつくる》2023年
築地のはら 《ねずみっけ》2023年
うらあやか 《〈欲望〉について(生きることについての憶測:ホイアン(ベトナム)の犬の場合)》
このほかにも、六本木の各所でさまざまな作品展示やイベント、パフォーマンスなどが行われる。4年ぶりにオールナイトでアートにふれることができる、一夜限りのアートの饗宴。