2023年10月13日 12:00
清原果耶が初舞台で挑む『ジャンヌ・ダルク』 シャルル役・小関裕太とともに語る意気込みとは?
いろいろな人の意見は集めますけど、結局決めるのは自分。後悔しない道筋を選べば良いと思う」と本人はきっぱり。
その潔い決断の基となる感覚は、ふたりにとって相通じるものがあるそう。それを小関は「ワクワク」と語る。「初めての経験で大変だとしても『これを経験した後にどういうものが見えているんだろう』とワクワクできることを選びたい。最近はずっと未知への挑戦をしているような気がしますが、達成感があるから良いかな」と笑った。
そんな小関にとって、今回はミュージカル『わたしは真悟』(2016年/演出:フィリップ・ドゥクフレ、演出協力:白井)以来となる白井とのタッグで思うところがあるよう。「前回、愛ある鞭をたくさんいただいて、こてんぱんにされたんですよ。
各現場で学びがあるなかで、舞台の基礎について改めて考えたし視野が広がった。すごく濃厚な時間でした。白井さんとまた一緒にひとつの作品を創る体験をしたいと思っていたので、今回ようやくタイミングが合いました」と語った。
映像を観て印象に残った場面を聞くと、清原は「ジャンヌは戦わせてもらえない、剣を振れない葛藤や悔しさがある。そういう『自分も』という意思を前面に押し出すシーンは、自身が基盤としてもっている軸、しなやかさみたいなものを感じとることができて好き」