くらし情報『「セクシュアルマイノリティ」について自分の意見がなかった神尾楓珠がゲイの高校生を演じて気づいたこと』

2021年12月7日 07:00

「セクシュアルマイノリティ」について自分の意見がなかった神尾楓珠がゲイの高校生を演じて気づいたこと

純と紗枝について話す神尾楓珠の言葉には、伝えたいという気持ちが溢れていた。そこにはもう「誰が誰を好きでも、どっちでもよくない?っていう感覚でした」と傍観者の立場でいたかつての自分はいなかった。

「この作品をやって思ったのが、簡単に理解があるとか言っちゃいけないなっていうことでした。自分が優しさのつもりで言った言葉が、誰かを傷つける可能性がある。何がトリガーになるかわからないということをわかっていなくちゃダメだなと。でもその上で、純と紗枝みたいに、相手をわかりたい、わかろうとする気持ちがあれば、きっとわからない者同士でも生きていけるんじゃないかなって気がします」

楽しいと思える限りは、この仕事を続けていきたい

「セクシュアルマイノリティ」について自分の意見がなかった神尾楓珠がゲイの高校生を演じて気づいたこと


俳優デビューから6年。22歳の神尾楓珠のもとには次々とオファーが舞い込んでいる。けれど、意外なことに本人は「根本的に、性に合ってるとは思ってないんですよ」と役者業について語る。


「根暗だし、面倒くさがりだし。高校のときとか、声を出すのも面倒くさくて。そんな日は、今日は1日誰とも喋らないって決めて。教室で話しかけられても、無言でリアクションだけするみたいなこととか普通にありました(笑)」

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