2021年4月30日 18:00
リーガルリリーに訊く、ライブという存在 「海の日」3周年に向けて“世界”での活動を振り返る
海意外とそっちの方が合うんだって思いました。それこそ歌詞とか音が暗めの曲でも、海外だとちゃんと盛り上がるところをわかってくれるというか、それに対して反応があるんです。「この曲意外と盛り上がるんだ」っていう発見があったりして。
たかはしみんなリフを歌うのが好きなんですよ、あっちの人たちって。歌じゃなくてリフを歌う。フジロックでThe Cureを観たときも、歌詞が分からなくてもみんな「ジャンジャンジャンジャーンって」歌ってたりしてて「そういうのでしょう!」みたいな(笑)。
――たかはしさんって、「歌詞が伝わってほしい」っていう気持ちはそんなにないんですか?
たかはしそんなにないかもですね。だって私が「伝わってくれ」って言ってしまったら、なんか押し付ける感じがするから嫌で。
好きに私たちを扱ってほしいんです。
海すごく丁寧に作ったものを「これめっちゃすごくない?」っていうのって恥ずかしいじゃないですか。そういう感じもちょっとあるのかな。だからこそ、ここに置いといてちょっとしれっと見てほしい、みたいな。
たかはしだから本当にいいものを作らなきゃいけないんですよね。飾りとかできないから。