2021年11月30日 07:00
萩原利久&八木勇征が憧れる男の美しさ「たくましい脚を見ると、おおっ!てなります」
でもきっと美しいって、立ち姿とか、立ち振る舞いとか、目線とか、そういうのもすべて含めて美しいと言ってもらわないといけない。清居って背筋がピシッとしているイメージはなかったから、どうやって立ち姿で美しく見せようというのは結構悩んで。
萩原うんうん。
八木で、イメージしたのが猫。清居って猫っぽいじゃないですか。猫って別に背筋がまっすぐっていうわけじゃないのに、誰も猫を見て姿勢が悪いとは思わない。あの感じをイメージして、姿勢はそんなに良くないけど、ナチュラルで、1本芯が通っている。そういう美しさを立ち姿から出せたらいいなと思いながら、あの教室に入ってくるシーンは臨みました。
――では、萩原さんの演じる平良のどんなところに惹かれましたか。
八木目ですね。原作でも、清居がほしいものって、自分を見つめる平良の目で。利久って本当に吸い込まれるような目をしているから。特に今回はツーショットのシーンが多かったし、顔と顔の距離が近いシーンがたくさんあるので、そのたびに利久の目の力を感じましたね。
萩原目は結構意識していました。他の人を見ているときと、清居を見ているときでは明らかに違う目をしているので。