【『Live!ロックちゃん2023』対談シリーズ③】芦沢ムネト×BREIMEN
なんかMVの常識というかセオリーみたいなものってあるじゃないですか、とにかくそういうのがやりたくなくて。
それを3年くらいやって、ボーカルとドラムが抜けるってなって、で、そうちゃんはもともと旧体制「無礼メン」のファンで、友達になってて、それで入ってもらって、じゃあ俺歌うかってなって、今に至るって感じですね。新体制になってからコンセプトみたいなのを全部やめて、一回思うがままみんなやってみるっていう感じでしたね。
芦沢でもそれってなかなかまとまらなさそうじゃん。
高木そうですね。でもまとまらない方が面白そうだって思ったんですよ。
芦沢じゃあ曲作りにおいても、こういうものを作ろうっていうのはバンドとしてはないわけだ。
高木細かいドラムの音とかでリファレンスを出したり、本当にざっくりなジャンル感くらいは共有したりはしますけど、例えばそれがテクノだったら、テクノに寄せていくというよりも自分たちなりに再構築していくというか。
芦沢なるほどー。
高木音に引っ張られるバンドと人に引っ張られるバンドがあったとしたら、俺らは人に音がついてくるというか。それぞれのパーソナリティとかを全部活かすというか。