2021年6月3日 07:00
佐藤流司の強さの秘密「自分の人生の主役は自分だから」
――一方で、今もまだ尖っているときはありますか?
お芝居をしているときとか、何かをつくっている瞬間はやっぱり尖っていますね。それは自分の考えていることが合っていると思うからだし。自分が自信を持って提供したものを否定されたりすると相変わらず腹は立ちます(笑)
――ものづくりの現場で意見が割れたときはどうするんですか?
ちゃんと話し合えれば大丈夫です。話し合って、相手の言ってることに納得できれば何の問題もないですし。納得できないときは……「こうしてくれ」って言われたものに対して「わかりました」って言いながら直さないです(笑)。
ーー尖ってる(笑)
ははは。お芝居をして10年ちょっとになりますけど、やっぱり10年分の自分の生き様を否定されているみたいになっちゃうので。そこはなんか、否定されたくないという気持ちは今も結構強いです。
僕の学生時代はドス黒かったです(笑)
――ではもうひとつ。『ジェイミー』は学園モノという側面もありますが、佐藤さんの学生生活で印象的な思い出といえば?
それが、学生時代、くすぶりまくりだったんで、あんまりいい思い出というのがないんですけど(笑)。それこそ、ディーンみたいに合唱コンクールで真面目にやる人たちを受け入れられないガキンチョだったので、練習も出なくて。