くらし情報『リアリティーホラー『ザ・ウォッチャーズ』が描く“真のテーマ”とは?』

リアリティーホラー『ザ・ウォッチャーズ』が描く“真のテーマ”とは?

そしてそれらが全部集まってひとつになったの」

森の奥にいたウォッチャーズの正体、その謎の全貌、人間と森・自然との関係、あのガラス貼りの部屋が生まれた経緯……そのすべてが“謎とタネあかし”のセットではなく、“謎と想像が膨らむドラマ”のセットになっている。これこそが本作最大の魅力だ。

恐怖の先に“つながり”のドラマが待つ

リアリティーホラー『ザ・ウォッチャーズ』が描く“真のテーマ”とは?
さらに本作で驚かされるのが、この物語が森の奥深くを舞台にしたリアリティーホラーであり、そこからの脱出を描くサバイバルドラマでありながら、その先にキャラクターたちの関係の変化やつながり、献身の物語が待っていることだ。

物語の前半では主人公ミナは、何もわからないまま森で迷い、ガラス貼りの部屋に閉じ込められ、“何か”に監視され、そこにいる男女3人が味方なのか、敵なのかもわからない。

しかし、物語が進んでいくにつれてミナの内面に変化が起こり、彼女はこの奇妙な状況や恐怖、その真相に向き合い、やがて自分の目の前にいる相手や自身の過去に対する想いを更新していく。


リアリティーホラー『ザ・ウォッチャーズ』が描く“真のテーマ”とは?

オルウェン・フエレとイシャナ・ナイト・シャマラン監督
シャマラン監督は本作の中心には「家族というテーマ」があると語る。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.