2023年11月17日 12:00
【ライブレポート】家入レオ“私とキミ”、“私とあなた”で歌を届ける「NAKED」ツアー横浜公演
(Photo:小境勝巳)
5月からギター2本編成のアコースティックツアーでライブハウスをまわり、夏にはいくつかのイベント出演を経て、10月からスケールアップして始まったツアー「NAKED」。残すところ2本となったKT Zepp Yokohamaのステージに現れた家入レオは、アルバム『NAKED』の誕生と今年1年のライブにより鍛えこまれたメンタルとパフォーマンスをフル発揮し、ファンを魅了した。
SEが止まり、バンドメンバーによる一曲目のイントロがはじまる。どしゃぶりの雨のように盛大な手拍子のなか、ステージ袖から飛び出してきたレオの第一声「横浜、いくよー!」に会場が歓声に包まれる。ゆるっとしたオレンジ色のセットアップは、その色から、全力で楽しむというライブのコンセプトが伺える。リズミカルで、観客と歌う部分もある「レモンソーダ」の爽やかさに、ひらひらしたレオの動きがよく似合う。まるでライブのオープニングを飾るために作ったかのように華やかな同曲に続き、「僕たちの未来」でも惜しみなく観客のテンションを煽っていく。
「次の曲で飛んで跳ねて楽しむ準備、できてる?全部出し切っていいからね!」
そんな合図で始まった「サブリナ」