「勇気やポジティブさを伝えたい」工藤晴香、自身のルーツを昇華させた新作『POWER CHORD』を語る
── 最初から洋楽がお好きだったんですか?
工藤いえ、最初は映画が好きでDVDを毎日のように借りに行ってたんです。でも、ある時CDコーナーで当日レンタルが安いことに気がついて(笑)。そこからは邦楽をいっぱい借りました。ASIAN KUNG-FU GENERATIONさんやTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTさんだったり、日本のロックバンドを借りていく中で、“スタッフ一押し!”のコーナーがあって、そこで70〜80年代のオススメがあって洋楽ロックを聴いて惹かれました。ヒップホップも聴いてたんですけど、当時はギターサウンドが凄く好きだったんだと思います。Red Hot Chili Peppers、Green Dayとか有名どころは聴いていましたね。
── そうだったんですね。
工藤ニルヴァーナと同じくらいハマったのがNine Inch Nailsで、ライブも一番行っていると思います。
無機質な感じとか…当時は衝撃でしたね。RAMMSTEINも聴いてましたね。暗いのが好きだったんだなって思いました!(笑)。
女優になると思っていて全く描いていない未来だった
── 映画もお好きなんですよね。