古典も現代作品も色とりどり。この夏、大人も子供も楽しめるダンス、バレエ公演をピックアップ!
『人魚姫』『シンデレラ』『ねむれる森の美女』。誰もが知る童話の世界をバレエで。
新国立劇場 こどものためのバレエ劇場 2024『人魚姫』~ある少女の物語~
同劇場のもうひとつの公演は、こどものためのバレエ劇場 2024として上演される「『人魚姫』~ある少女の物語~」[7月27日(土)〜30日(火)、新国立劇場 オペラパレス]。アンデルセンの童話「人魚姫」をモチーフに創作される全幕バレエの、これが世界初演だ。振付を手がけているのは、新国立劇場バレエ団で長くダンサーとして活躍した貝川鐵夫。人間の王子に恋をした人魚姫の切ない物語だけに、ヒロインの恋する喜びや苦しみが、バレエでどのように表現されるのか、どんな感動が生まれるのか、多くの人の期待を集めている。音楽はドビュッシーやマスネなどによるさまざまな楽曲を使用するというが、この作品のために新たに録音を行い、その際に貝川自身が細かなリクエストをしたそう。見せ場となる人魚姫と王子の踊りは、きっと情感たっぷりの美しい場面に。
新国立劇場バレエ団の才能あふれるダンサーたちが紡ぎ出す、新しいバレエの誕生の場にぜひ立ち会って。
日生劇場ファミリーフェスティヴァル 2024 バレエ『シンデレラ』
日生劇場ファミリーフェスティヴァル 2024 バレエ『シンデレラ』全2幕[8月16日(金)