古典も現代作品も色とりどり。この夏、大人も子供も楽しめるダンス、バレエ公演をピックアップ!
〜18日(日)、日生劇場]も、お馴染みの童話が題材のバレエ。スターダンサーズ・バレエ団の人気作品、鈴木稔演出・振付による『シンデレラ』を、オーケストラの生演奏(田中良和指揮、演奏はテアトロ・ジーリオ・ショウワ)とともに上演。バレエ鑑賞が初めてという人にもわかりやすい解説付きというのも嬉しい。厚みのある響きとドキドキするような躍動感が魅力のプロコフィエフの音楽は、生演奏でこそ味わえる感動が。お城の舞踏会を夢見るシンデレラにダンスを教えるかわいいネズミたちの登場や、一般的に描かれることの少ない父親の存在が、より心温まる舞台を実現。親子で感動を共有するのにぴったりの作品だ。
東京バレエ団『ねむれる森の美女』(Photo:Kiyonori Hasegawa)
解説付きのバレエのおすすめをもうひとつ。夏の恒例イベントとして親しまれている〈めぐろバレエ祭り〉で上演される、東京バレエ団創立60周年記念シリーズ8「子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』」[8月24日(土)〜25日(日)、めぐろパーシモンホール 大ホール]は、チャイコフスキー三大バレエのひとつである『眠れる森の美女』をコンパクトに凝縮して上演し、人気を得ているプロダクション。