古典も現代作品も色とりどり。この夏、大人も子供も楽しめるダンス、バレエ公演をピックアップ!
登場人物のひとりがセリフを喋って、観る者をぐいぐいと物語の世界へといざなう。子供のみならず大人の心をもくすぐるのは、絵本の世界が中から飛び出したような可愛らしい衣裳に舞台美術(舞台美術・衣裳デザイン:永井郁子)。オーロラ姫と王子の踊りをはじめ、妖精たちや童話のキャラクターたちの踊りも、もともとの全幕の踊りの魅力をしっかり伝えてくれるから、大人の古典バレエ入門としても最適だ。
名作バレエのひときわ華やかな場面を厳選したガラ公演
最後は「親子で楽しむ夏休みバレエまつり ~ヨーロッパ名門バレエ団のソリストたち~」[8月3日(土)・4日(日)、東京国際フォーラム ホールC、神奈川、群馬、愛知、大阪、宮城、秋田ほかでも公演あり]。
親子で楽しむ夏休みバレエまつり ~ヨーロッパ名門バレエ団のソリストたち~
ジョージア国立バレエ、スロバキア国立バレエ、バイエルン国立バレエ、ハンガリー国立バレエなどのソリストたちが、数々のバレエ作品から厳選された名場面を踊る。『白鳥の湖』からは白鳥の群舞付きによるアダージョ、黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ、『眠れる森の美女』からはオーロラ姫による優雅なローズ・アダージョ、ほかにも『ジゼル』『ラ・シルフィード』など、一度の公演でさまざまな踊りがずらり。