2022年3月30日 07:00
横山由依「活力を与えられる存在でいたい」 AKB48卒業後初の舞台『三十郎大活劇』は、笑えて泣ける素敵な作品
そういう意味で、舞台がすごく魅力的に感じています。あとはお芝居するときは、自分と向き合わないといけないし、役と向き合う必要がある。その過程で新しい価値や考え方、物の見方ができるようになりたいなという気持ちがあって。お芝居はこれからもしっかりと向き合っていきたいし、好きだなと思いました。
――そういう空間が好きなのは、お客様からもエネルギーを感じられるから、でしょうか。
舞台もコンサートも劇場公演も、やっぱりその日にしかできないもの。それを観てくださったお客さんとの“通じ合い”みたいなものがすごく特別だなと思っています。私自身、CHEMISTRYさんのコンサートを観に行って歌手になりたいと思ったことがきっかけで、芸能界を志したんですね。
きっとあのコンサートに行っていなかったら、その志も生まれてなかった。一期一会だと思うし、その瞬間瞬間で生まれるものがあるんです。
舞台に立つ人も思いがあるし、観に来てくださる方も思いがあるので、その思いがぶつかったり、融合したりする場所が劇場なのかなと思うんですよね。
――俳優としてまた新たな一歩を踏み出されたわけですが、改めてどんな俳優になりたいか教えてください。