2022年3月30日 07:00
横山由依「活力を与えられる存在でいたい」 AKB48卒業後初の舞台『三十郎大活劇』は、笑えて泣ける素敵な作品
横山さんはどう思われますか?
コロナ禍ということもそうですし、海の向こうでは本当に戦争が起きています。自分たちも一度考えなければいけないというか、立ち止まって、しっかりと向き合わないといけない問題がある時代だと思います。
この『三十郎大活劇』の中では映画作りを楽しんでやってた時代と、戦争が始まって純粋に自分たちが作りたい映画を作れない制限された時代を生きていく。戦争が始まっても自分たちの生き方を考えながら進んでいくお話なので、本当に、今だからこそ受け取ってもらえるメッセージもあるのかな。もがきながら前に進んでいく姿を見て、何かを感じていただけたら嬉しいです。初演は1994年ですが、当時と今ではまたいろいろと状況が違いますし、今だからこそ上演する意味が増していると思っています。
――演出はラサール石井さん。熱海五郎一座以来(『Jazzyなさくらは裏切りのハーモニー〜日米爆笑保障条約〜』にゲスト出演。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2020年に公演延期となり、2021年5~6月にあらためて上演された。)ですが、何かアドバイスはありましたか?
今回ラサールさんがお声がけしてくださって、すごく嬉しかったんですよね。