2022年4月21日 07:00
2年越し念願の『お勢、断行』実現! 岡本健一×成河二人芝居も 世田谷パブリックシアター2022年度ラインアップ発表
そんなふたりが組み合うことにワクワクしているし、ふたりがちゃんと遊べる“場”を作りたい」と語った。
左から『建築家とアッシリア皇帝』演出の生田みゆき、出演の岡本健一と成河
このほか、りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)と世田谷パブリックシアターの共同主催により、白井自身が演出でイタリアのルイージ・ルナーリの戯曲を上演する「住所まちがい」、田中圭、西田尚美、山田杏奈らを迎え、栗山民也が松田正隆の読売文学賞受賞作に挑む「夏の砂の上」、新たな才能を紹介するシアタートラム ネクスト・ジェネレーションの第14弾として、京都を拠点に活動する「安住の地」による『凪げ、いきのこりら』(仮)、ベルギーのダンス・カンパニー「ピーピング・トム」による『マザー』など、多彩なラインアップが実現した。また、前芸術監督である野村萬斎が演出を務め、息子の野村裕基が主演し、父と共演する「ハムレット」も2023年3月に上演される。
ダンス・カンパニー「ピーピング・トム」からは日本上演に向けての映像も到着。世田谷パブリックシアター2022年度ラインアップ発表会見より撮影:田中亜紀
白井は昨年まで、KAAT 神奈川芸術劇場で芸術監督を務めてきたが、KAATと世田谷パブリックシアターでの芸術監督としてめざすべきもの、スタンスの違いについて問われると「難しい問題ですが、立地も違うし、こちらは区の劇場であり、KAATは険の劇場で、行政の枠組みも異なり、そこでの使命も違ってきます。