くらし情報『映画『犬王』、第49回アングレーム国際漫画祭にてプレミア上映 湯浅政明監督登壇のトークイベントをレポート』

映画『犬王』、第49回アングレーム国際漫画祭にてプレミア上映 湯浅政明監督登壇のトークイベントをレポート

映画『犬王』、第49回アングレーム国際漫画祭にてプレミア上映 湯浅政明監督登壇のトークイベントをレポート


続いて湯浅監督が登壇するQ&Aイベントが実施されると、本編を見終わったばかり観客からは続々と質問の挙手が。『犬王』は室町時代の設定でありながら音楽にロックやヒップホップなど現代の音楽を使ったことについて監督は「当時の人たちがびっくりしたであろう音楽を鳴らしたという設定で、もっと極端に変わった曲を設定することが必要でした。」と明かした。特に室町時代の資料があまりないために時代背景がわかりづらかったという苦労も語りつつ「何万人の人が何百年、何千年といたら、ヒップホップやロックのようなことも誰かがやったはずだと僕は思います。今自分たちが知っている歴史の中に、いろんなことがあったかもしれないという可能性をもっていろんなダンスを入れています。」と時代にとらわれない発想で現代の音楽を取り入れたことを明かした。

特に影響を受けた音楽を問われると「人々が新しい音楽を聴いて熱狂するところはビートルズが出てきた時の印象を参考にしました。また、今回は音楽よりも先にムービーが必要だったので、自分の好きな曲をイメージしてムービーを作りました。ビートルズやクイーン、エルビス・プレスリー、ディープ・パープル、ジミ・ヘンドリックスなどイメージしたシーンもあり、そこに『犬王』の歌詞が歌われているイメージでムービーを作って、そのムービーに合わせて後から音楽をつけてもらっています。」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.