映画『犬王』、第49回アングレーム国際漫画祭にてプレミア上映 湯浅政明監督登壇のトークイベントをレポート
やフランスに来る飛行機内で読んだ「タコピーの原罪」が興味深かったという話も飛び出し、会場に詰め掛けたファンたちを魅了しつつイベントは大きな拍手に包まれながら終了した。
また、第49回アングレーム国際漫画祭の開催期間中に、L’Alpha Médiathèqueで実施されたアート展『湯浅政明&松本大洋犬王のアート』ではフランスでも熱烈な支持を受ける漫画家・松本大洋による『犬王』キャラクターデザイン原画を世界で初めて展示。プレミア上映とアート展が併催されるのは、日本の作品で『犬王』が初めてとなり、展示3日間には約5000人の来場客が押し寄せ、その緻密な制作素材に魅入っていた。
アート展では、そのほかにも湯浅監督自身が手掛けた設定画も展示されており、実際にアート展を訪れた湯浅監督は「キャラクター原案や設定画に加えて、松本大洋さんが沢山描いてくださったイメージボードや、劇中でも参考にした薩摩琵琶の現物なども展示しており、フランスの皆さんにも『犬王』の世界を楽しんで頂けてとても嬉しいです。」と、フランス現地の人々に語る様子も見られた。
『犬王』
5月28日(土)より公開
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