思春期の少年たちの心模様を3ペアそれぞれのアプローチで ミュージカル『GIRLFRIEND』まもなく開幕
すごい複雑な気分になった。
萩谷でもそう見えてるんですか? 志音とはできるけど、って……。
井澤いや……なんかでもペア感が一番出来上がっている感じはある。でも結局(シャッフル公演で)全員やるからね(笑)。
左から)井澤巧麻、島太星、高橋健介
左から)萩谷慧悟、吉高志音、木原瑠生
――小山さんへ、翻訳や演出上のこだわりを教えてください。
小山訳詞は上田一豪さんですが、元々の英語はポップスなので同じ歌詞の繰り返しが多いのですが、日本語にするにあたり、全部(英語のままの)繰り返しではないけれど、ある程度その繰り返しの要素は活かしてくれています。それは、まだ彼らは若く語彙力もそんなに多くない。シンプルな言葉しか持たず、流暢にしゃべれないから間もできてしまう。その中でも一生懸命、相手にこのことを伝えたいというものがある。そのシンプルな言葉を意識しています。今みんなで「この言葉の裏の本当の意味はなんだろうね」という作業をずっとやっているような状態です。
――皆さんにとって“音楽”はどういった存在ですか。
高橋今日はじめてお客様に見てもらって……なんか、「見んなよ」という気持ちになったんです。