くらし情報『阿久津仁愛の現在地「芝居はうまく見せようとするとダメ」』

阿久津仁愛の現在地「芝居はうまく見せようとするとダメ」

そんな流司くんを見て、僕も弱音を吐いていられないなと思いました」

邪魚隊のメンバーは、佐藤の他に、橋本祥平、小柳心、廣瀬智紀。阿久津にとっては、良き兄貴たちに囲まれた現場でもあった。

阿久津仁愛の現在地「芝居はうまく見せようとするとダメ」


「昼休憩とか、よく食堂で一緒にご飯を食べていたんですけど、みなさん話がめちゃくちゃ面白いんですよ。中でも頼もしかったのが、心さん。撮影中も率先していろんなアイデアを出してくださったり、監督に僕たちのやりたいことをわかりやすく伝えて架け橋になってくださったり。現場での立ち回りが素晴らしくて、心強い先輩でした。お話も上手なんです。普通に喋っているだけで面白い。
何でもできすぎるので、実は人生2周目なんじゃないかと思ってます(笑)」

時代劇×ミュージカルという異色の組み合わせも、本作の魅力の一つ。阿久津も気持ちのこもった歌唱を披露している。

「歌は撮影後に別撮りだったんです。そこは舞台とまったく違うところでしたね。ただ、実際には使わないんですけど、現場でもちゃんと歌っていましたし、歌入れのときもモニターに本番の映像を流してくださったので、当時の気持ちがわりと鮮明に思い出せたというか。ちょっと時間を置いた分、自分の中で平馬の気持ちをさらに膨らませることができたので、むしろ現場よりさらにいいものを出せた気がします」

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