BUCK-TICKインタビュー「新しいバンドをやるような気持ち」あの日から現在、そして未来へ続く新作とツアーを語る【後編】
第二期BUCK-TICKは未来に何を見据えているのか。【後編】では、重要な節目にのみ掲げる「バクチク現象」と銘打った昨年末の日本武道館公演と、新体制での今年の同公演やツアー、そしてニュー・アルバムについてまで、メンバー全員に話を聞いた。
★ 【前編】(https://lp.p.pia.jp/article/news/407331/index.html) はこちら
――新体制でのニュー・アルバム『スブロサ SUBROSA』は全17曲収録とボリューミーな作品です。昨年から現在に至るまでのメンバーのみなさんのリアルな感情や、櫻井さんやファンのみなさんへの思いが歌詞やサウンドとしても詰まっているように感じましたし、4人で制作されているけれど、ずっと5人のBUCK-TICKなのだと実感しました。曲数については、実はもっと収録数を増やしたかったのですか?
今井結局はこれで全部です。
樋口え? 最初はもっと作ろうとしてたよね?
今井ははは。まあ、ちょこちょこ作り出してもいたんですけど。2枚組にしたかったという話もあったんですけどね。
最終的には17曲に収まっています。
――今井さん作曲のインストが3曲も入るのはこれまでにありませんでしたね。