BUCK-TICKインタビュー「新しいバンドをやるような気持ち」あの日から現在、そして未来へ続く新作とツアーを語る【後編】
――星野さんの作曲で、今井さんが作詞の曲ですね。それもこれまでにない取り組みとなりました。
星野そうですね。この曲は、メロディがあるので、聴きやすいのかなと選びました。
樋口僕は3曲目「夢遊猫 SLEEP WALK」という曲です。今までのBUCK-TICKにはなかった感じの曲なので、ずっと聴いていただいている人たちにも、新しい感じを届けられるかなと。今回のアルバムは、全体的に印象深いフレーズが多いですね。
ヤガミ自分は8曲目「冥王星で死ね」です。
この曲はアフロビートなんですが、久々にやったのですごく疲れるんですよ(苦笑)。でも最近はだいぶ慣れてきまして、昔の勘を取り戻してきました。(主にラテン音楽で使用される打楽器の)ティンバレスを使っていて、昔で言ったら「HURRY UP MODE」とかとドラムパターンが同じタイプの曲なので、久しぶりに頑張りました。――新作がリリースされた後はライブが続きますが、やはりターニングポイントとなった昨年末の日本武道館公演から1年経つ、今年の日本武道館公演が一番BUCK-TICKの変化を印象づけるものとなります。あらためて、昨年はどんなお気持ちでステージに立たれていたのか、そして今回はどのようなお気持ちでステージに立ちますか?
今井昨年のライブはやるべきライブだったと思いますし、やってよかったです。