くらし情報『表現することを糧に生きた5人の作り手たちを紹介 『Walls & Bridges』展、東京都美術館にて開幕』

2021年7月26日 18:00

表現することを糧に生きた5人の作り手たちを紹介 『Walls & Bridges』展、東京都美術館にて開幕

展示風景より 増山たづ子の作品


表現への強い情熱を持った5人のつくり手と作品を紹介する展覧会『Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる』が、7月22日(木)より東京都美術館で開催されている。生涯で交わることのなかった5人が「記憶」をキーワードに、展覧会会場で重なり合う。10月9日(土)まで開催される。

本展のタイトル『Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる』は、展覧会に登場する5人の作り手たちの姿勢を表したものだ。5人は自らを取り巻いていた障壁(Walls)を、表現へのたゆまぬ情熱により、未来や展望につながる橋(Bridges)へと作り変えている。


表現することを糧に生きた5人の作り手たちを紹介 『Walls & Bridges』展、東京都美術館にて開幕

展示風景より
展覧会で紹介するのは、ジョナス・メカス(1922〜2019)、増山たづ子(1917〜2006)、シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田(1934〜2000)、ズビニェク・セカル(1923〜1998)、そして東勝吉(1908〜2007)の5人。この5人の生涯について、共通することはほとんどない。けれども、それぞれの作品は「記憶」という言葉を手がかりに見ていくと、重なり合う部分が多いことがわかってくる。

リトアニアの農家に生まれたジョナス・メカスは、第二次世界大戦後に難民キャンプを転々としたのち、アメリカに亡命。

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