RADWIMPS、全公演ソールドアウトとなった北米ツアーのオフィシャルレポート&インタビューが到着
やはり各地でお客さんの層や反応に違いはありましたか?
野田ニューヨークはやっぱり大都市なんだなって。今回の北米ツアーの中で日本人も含めて一番アジア系の人がいて、ヒスパニック系の人も多かったという印象です。逆にメキシコ公演はほとんどメキシカンのお客さんで。シカゴもアジア系の人もいたけど、8割は地元の人だったと思います。各地でそれぞれ異なる空気感があって、どのライブも印象的でしたね。
──ツアー初日のサンノゼ公演はどうでしたか?
野田前情報がなかった分、サンノゼが一番感動したかも。いきなりお客さんの熱量がすごかったから。
武田サンノゼは野性的というと違うかもしれないけど、ダイレクトに「待ってました!」という反応を感じられて。
そのあとのロス公演はまた都会的なお客さんだったという印象で、その違いも面白かったです。
野田ロス公演はキャパが6000人というアリーナ級に広い会場だったから、余計に俺らも探りながらライブをしてる感じはありましたね。
──本来であれば2020年7月に開催されるはずだった北米ツアーが、パンデミックを経て3年後の今、さらには『すずめの戸締まり』の北米公開タイミングと並走するように実現したことにも不思議な巡り合わせを感じていると思います。