くらし情報『「北アルプス国際芸術祭2024」11月4日まで開催中 10月12日からは「マームとジプシー」の野外公演「equal」の上演も』

「北アルプス国際芸術祭2024」11月4日まで開催中 10月12日からは「マームとジプシー」の野外公演「equal」の上演も

「北アルプス国際芸術祭2024」11月4日まで開催中 10月12日からは「マームとジプシー」の野外公演「equal」の上演も

エカテリーナ・ムロムツェワ《山のくちぶえ》
「北アルプス国際芸術祭2024」11月4日まで開催中 10月12日からは「マームとジプシー」の野外公演「equal」の上演も

(左)床下に水路がある風情ある町屋の2階で作品を展示(右)エカテリーナ・ムロムツェワ
今は空き家となった風情ある町屋で作品を発表しているのは、ロシアにルーツをもつエカテリーナ・ムロムツェワ。家屋の下を流れる水の音にインスピレーションを得たというムロムツェワは、水の重なりを抽象的な水彩で表現。薄い紙に描かれた作品が、床下を流れる水音に呼応するかのようにゆらぐ様子が心地よい。ムロムツェワは、東山エリアの佐々屋幾神社でも日本の民話からインスピレーションを得た映像作品を発表している。

「北アルプス国際芸術祭2024」11月4日まで開催中 10月12日からは「マームとジプシー」の野外公演「equal」の上演も

山本基《時に宿る》
「北アルプス国際芸術祭2024」11月4日まで開催中 10月12日からは「マームとジプシー」の野外公演「equal」の上演も
塩の道ちょうじゃ
江戸時代に塩問屋を営んでいた平林家の居宅だった建物で国の登録有形文化財にも指定されている「塩の道ちょうじゃ」の塩蔵では、北アルプスとその麓に広がる土地にも見える山本基のインスタレーション《時に宿る》が展示されている。七夕の日に織姫と彦星の出逢いを助ける「川越し」人形を飾るという伝統に興味を持ったという山本は、古くから残る塩蔵で、「川越し」人形のように隔たれた思いを繋ぐ架け橋になることを願い塩で描いた。

「北アルプス国際芸術祭2024」11月4日まで開催中 10月12日からは「マームとジプシー」の野外公演「equal」の上演も

鈴木理策《風の道水の音》
市街地の裏路地に残る古い土蔵で《風の道水の音》と題した作品を展開しているのは写真家の鈴木理策。

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